【読書】「みんなが書き手になる時代の あたらしい文章入門」の感想
<みんなが書き手になる時代の あたらしい文章入門>*1
内容はコンパクトで分かりやすいです。
文章の目的は読者を動かすことだと述べており、ポイントを8講に絞ってまとめています。1時間ほどで読み終わりました。
1時間ほどのボリュームに対して¥540*2という価格を、高いと取るか妥当と取るかは人それぞれだと思います。 私は内容が良かったので妥当だと思いました。また、短い方が後で読み返しやすいので、短いのはむしろメリットだと捉えています。
https://www.amazon.co.jp/%E3%81%BF%E3%82%93%E3%81%AA%E3%81%8C%E6%9B%B8%E3%81%8D%E6%89%8B%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%82%8B%E6%99%82%E4%BB%A3%E3%81%AE-%E3%81%82%E3%81%9F%E3%82%89%E3%81%97%E3%81%84%E6%96%87%E7%AB%A0%E5%85%A5%E9%96%80-%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%83%88%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E5%8F%A4%E8%B3%80%E5%8F%B2%E5%81%A5-ebook/dp/B077X8C7LV/www.amazon.co.jp
文章を書き慣れている人であったり、既に人を惹き付ける文章を書ける人にとっては、物足りないかもしれませんね。
また、Twitterなど短い文章の書き方を知りたい人にも参考にはなりますが、どちらかと言えばブログや記事を書く人に向けた内容という印象を受けました。
演習問題は無く具体例も多くはないため、一冊の書籍でガッツリと文章の書き方を学びたいという方は別の書籍で補いましょう。
本書のポイント
全8講のうち、各講の中で印象に残ったポイントをピックアップしました。
このポイントを見てピンとこない方にとっては、本書を読む価値ありでしょう。
- 接続詞を意識する
- 主張、理由、事実を含む
- カメラワーク(主観、客観)を意識する
- 起転承結を使う
- 説得するのではなく納得させる
- 自分にツッコむ
- 引き算できない要素を見極める
- あのころの自分に向けて書く